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ミーントーンでスカルラッティ K.3

電子ピアノのフォルテピアノ音を使い、ミーントーンでドメニコ・スカルラッティのソナタ K.3 を弾いてみました。
半音階進行の箇所でミーントーン独特の歪みが出て、なかなか癖のある響きになっているのがミソです。


曲中、音律に存在しないA♭音は、代わりにG♯音が鳴っています。


かなり低く感じますが、ギリギリセーフでしょうか…!?
旋律的なフレーズではなく、減7の分散和音のため、何とか許せるのでしょう。
(許せない方います?)

この曲、互いに何の関係もないようなモチーフの連なりで書かれているのに、散漫な印象を与えないのは、さすがスカルラッティだと思います。
他の誰にも真似できない、彼独特の世界がここにあります。
ミーントーンで演奏すると、モチーフごとの個性が際立つので、より一層面白く聴けますね。
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お久しぶり

こちらはお久しぶりの記事ですね。
許せないというよりも減7感がより強調されて良いのでは無いでしょうか。
大工さんが木のくせを読んで使う様なものですね(笑)。

久々でした~

  • REIKO
  • 2020/02/10(Mon)23:13:46
  • 編集
Enriqueさん、コメントありがとうございます。
ブログってしばらく放置してると「あれ?画像を挿入する時ってどうするんだったっけ?」とか、更新の方法を忘れていて焦りますね(笑)。

>減7感がより強調されて良いのでは
はい、もうこの曲は絶対ミーントーンで演奏するべき、と思いますね。
弾いててもすごく面白かったです!
斜めに倒れそう?な減7の後、突然ウソのように安定するのがまた人を食っていて、スカルラッティがニヤニヤ笑っているのが目に見えるようです。


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